赤ずきん 制作うら話
「赤ずきん」は、文のいしいしんじさんと絵のほしよりこさんが、北アルプスにある山の旅館で合宿をして、できあがりました。下は、その時のほしさんによるレポートです。ご本人にも、お話をうかがいました。
私が、「できあがった文章に、絵を付けるのは得意じゃない」ということから、「じゃあ、同時進行で作っていこう」ということで、合宿制作になったんです。
いしいさんの書かれるものは、すっごいエネルギーがあるので、それにこっちがひっぱられてはヤバイ。いしいさんから出てきたキーワードを、ちょっとはずしたりまたもどしたりしながら、私が絵を描く。その絵にいしいさんも影響されて、文章も変わっていく。でもおたがい、絶対にゆずらないところはしっかりとありました。
最後の色付けでは、ずきんを血のような赤にしようと決めていました。
本は、できた時ではなくて、それを読んだ人の中に入っていって、それぞれの人がその物語をつくった時が、本当の完成だと思うんです。
ほしさんは、あの猫村さんそのままの、ほんわかとユーモラスな方でした。しかし今回は、いしいさんと楽しくも情熱的なバトルが展開。ライブ感いっぱいの絵本になりました。





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